ごあいさつ

湖や温泉・高原・アルプスなど自然豊かな信州-NAGANO。

日本のほぼ中央に位置する諏訪地域において、“魅力あるSUWAブランドの創造”を目指して開催しております「諏訪圏工業メッセ」は、今年で23回目の開催となります。

NAGANO・諏訪圏には切削・プレス・電子・金型など、規模の大小を問わず特徴のある超精密・微細加工技術を有する中小企業の集積と、豊富な地域企業OB人材があり、この“強み”を活かした独自の取り組みをしています。継続開催により、ビジネス面において大きな成果を上げるとともに、様々な分野の様々なニーズとシーズを持つ多くの人々が集まる“場の提供(” プラットフォーム)というビジネスモデルを形成しています。

また、当展示会は「子供たちの訪れる“工業専門展示会”」として全国でも稀な展示会ですが、地域の小中学生や高校生、大学生など、次世代を担う人材育成の場にもなっています。今年も諏訪湖畔にある岡谷市民総合体育館を主会場として開催します。展示会の本来の目的である「販路拡大」とメッセの特徴でもある「次世代の人材育成」に主眼を置いて、様々な取り組みをして参ります。

諏訪圏工業メッセでは、第5ステージ(2022~2026年)として『未来志向企業の創造~新たなメッセプラットフォーム~』をテーマに、「安全安心な社会の実現」、「成長分野の展開促進」、「マッチング機会の拡大」、並びに「国際競争力の強化」の4つのコンテンツを掲げ、新たな挑戦をしております。

人口減少・高齢化、脱炭素、SDGs、DXなど企業を取り巻く経営環境は大きく変化しています。グローバルに日々変化する社会経済環境の中で、環境問題や新たな技術課題を解決していくためには、企業や組織、更には地域間における人的・組織的な連携がこれまで以上に重要であります。

新たなメッセプラットフォームを、情報交換、商談・販売促進の場として大いにご活用いただき、新たなビジネスチャンスをつかんでいただきたいと存じます。

2024年3月

諏訪圏工業メッセ2024 実行委員会

実行委員長 小林 睦巳(岡谷商工会議所 会頭)