「メッセは諏訪圏の将来を見すえた努力の成果」

今回は、諏訪圏工業メッセの初回からこれまでずっと継続して出展されている株式会社丸眞製作所です。ご登場いただくのは、代表取締役社長の髙木克彦氏です。

インタビュー

髙木社長はメッセ初出展の際は、どのような立場でかかわったのでしょうか。

当時の社長は私の父である髙木武幸で、私自身は専務取締役という役職でした。まず、諏訪地域でこのような展示会が開催されるということを聞いて、「しっかり、やるぞ」と思いました。私どもはそれまでも中京地区や首都圏の展示会に積極的に参加していまして、展示会を営業のひとつのきっかけづくりにしてきたという背景もあり、メッセへの出展は自然な流れでした。

メッセにはどのような狙いで出展されたのでしょうか。

実は、諏訪圏域の企業はすでに取引のあるお客様が多く、営業面よりも、むしろ、情報交換の場として非常に有意義であると考えました。丸眞製作所が何をやっている会社か、より深く知ってもらう。また、こちらからもいろんな会社のブースに顔を出して、相手のことをよく知る。担当者が変わることもありますから、頻繁なコミュニケーションは大切です。当時も今も、メッセは企業交流のいい機会となっています。
それと弊社は、グループ会社である塩尻市広丘の丸眞テックおよび山梨県甲斐市の丸眞熱処理工業との3社連携により、2021年に株式会社まるしんホールディングスを立ち上げました。メッセでは3社の連携による強みもPRし、より広い分野からの受注につなげたいと考えています。

 

展示ブースをつくるうえで心がけていることは?

うちは自動車関連の仕事が多かったので、先ほど申し上げたように以前から様々な展示会に出展していましたが、当時はロゴの垂れ幕をかけて製品を置く程度のシンプルなブースづくりでした。それが地元のメッセ出展ということで、「今までのブースを見直そう」と気合を入れた特装ブースにして、眼を引く派手な装飾で、写真やパネル内容もバージョンアップしました。このメッセで徐々にブースづくりのノウハウを積み上げていったんです。そして、好評だった成果を他の地域での展示会にもフィードバックしていきました。メッセでのブースづくりは、そういう実験的な意味合いもありましたね。

これからのメッセに期待することがあればお聞かせください。

メッセには大学生、高校生や地域の子供もたくさん訪れます。そういう子供たちに向けて、私どもは自社のことを知ってほしいという思いで、総務人事の担当者をブースに配置して、ノベルティグッズを配ったこともあります。やはり、地域で活躍してくれる将来の「人材」という面でメッセに期待するところはあります。

諏訪出身のいい人材が地元に残って都会へ流出していかないように…そういう「人材育成」の側面はメッセの大切な役割になっています。

それに加えて、地域でこれだけの規模でやっている展示会は少ないですから、諏訪地域の特性を生かした何かをもっとアピールしてもいいのではないでしょうか。工業をメインにしながらも、観光や農業、歴史などにも視野を広げて、もっと地域のことを知ってほしいです。来場される企業の方々も、諏訪圏のものづくりを知るだけではなく、地域の魅力を知ることで、もっとリピーターになっていただけるのではと思います。
最後にひと言。メッセ25周年ということで、これだけ長く続けられたのは、主催者側と参加企業と、諏訪圏のみんなの努力と変わらぬ熱意があってこそです。その思いはこれからも大切にしたいですね。

■企業プロフィール
社 名
株式会社丸眞製作所
所在地
本社
〒394-0091 長野県岡谷市10016-471
エコ・ファクトリーパーク湯殿山-1
Tel.0266-75-8100(代)
主な業務内容
金属熱処理加工・金属表面処理加工・機械加工
ホームページ